コンクリート床の中には、横方向への強度を高めるために鉄筋が入っております。
コンクリートの物理的な強度と、横方向への強度を上げるための鉄筋、地面の支えの3点が揃う事で非常に強固な床が出来ます。
これが、土の緩みが発生すると一気に状況が悪化して行きます。
支えとなる土が緩み空洞が生まれる事で、まず地耐力が大幅に減少し、コンクリートに負担が掛かるようになります。
床下の空洞は、水の通り道になりやすく、湿気や水気が溜まる状況が生まれます。
溜まった湿気や水気は、コンクリート内部に徐々に浸透し、中の鉄筋を錆びさせてしまいます。
錆びてしまった鉄筋の強度は著しく低下し、また鉄が錆びる際に膨張し、爆裂現象を引き起こして床下側からコンクリートを剥がして薄く行きます。
コンクリート自体が非常に重いため、鉄筋や土の支えを失い、コンクリートの厚みが薄くなって行けば、ある日突然、沈下や陥没を引き起こします。
全ては土の緩み、空洞の発生から床のトラブルはスタートするため、この土の緩みをいち早くつかむ事が肝心となります。
