見た目でわかる箇所が「不安全」な状態だと「リスク管理」はしやすいです。
雨漏り、塗装の剥がれ、ひび割れなどがそうです。
補修作業もやりやすいし、なにより社内で計画が進みやすいです。
当然ですが補修する場所も見た目でわかる箇所なので効果も確認しやすいです。
「費用対効果」が確認できて、「達成感」も得やすいです。
では「床下」についてはどうでしょうか。
床下が原因で陥没・崩落した際のリスクの大きさはわかっているのに、
「見えない箇所だから」「発生する可能性が低いから」といった理由で
「後回し」「見て見ぬふり」になっています。
しかも「景気が悪いから」「会社がそこまで動かないから」といった
「いかにも納得してしまう理由」を並べて「床下」を見過ごしています。
悲しい事ですが、これが現実です。
事故や災害が減らない、無くならない理由の1つだと思います。