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CASE阿部技建のサンドゲル工法 施工事例
- 工業系工場
2025/05/10
<建ててから15年の工場>鋼材置場での施工
現場情報
T社様
- 施工面積
- 200㎡
- 最大沈下量
- 43mm
- エリア
- 愛知県
- 施工期間
- 1日
お客様からの相談内容
何㎝か床が下がっていて、設備の水平が出せていないという声は現場から聞いていました。
鋼材を置く場所についても写真のように水平ではなくなっており、木材をかませていました。
たしかに鋼材の重量が床面にかかるのですが、床が抜けたなんていう話は聞いたことがありません。
同じ業種の会社さんからも聞いたことはないので、正直そこまで危機感はありませんでした。
ただこのまま床面が年々どんどんと下がっていくのは不安全なので、阿部技建さんにお願いしました。
施工内容
養生
粉塵、薬剤の飛散防止のために周辺を養生します。

マーキング
削孔箇所をマーキングします。

削孔
ハンマードリルを使って削孔します。
飛散防止のためにカバーをあてながら削孔します。

材料準備
主剤と触媒を混ぜて、ポンプに準備します。
注入剤は液体状なので土までしっかりと浸透します。

注入
ポンプで注入したいきます。
飛散防止のためにカバーを使用します。

反応状況
注入した材料が反応しています。
空洞を埋めながら、表面まであがってきました。

貫通クラック
注入した材料がひび割れからあがってきました。
床下の空洞と、表面のひび割れがつながっていました。
こういった貫通クラックが1まわりつながってしまうと床は落ちます。

閉塞
注入後、拭き上げをして全ての注入箇所を閉塞します。

作業完了
清掃、養生シートを片付けて作業完了です。

お客様の声
正直なところ、補修工事の方法はたくさんあるので他社さんも検討していました。
阿部技建さんを選んだのは、やはり床下の土そのそもに働きかけて沈下を防止するという点です。
「空洞を埋めるだけではまた沈下しますよ」という点も特許技術の説明を聞いて納得できました。
今後も阿部技建さんに伴走してもらって、さらに事故のない安全な職場をつくっていきます。